2種類のシロアリ

種類を見極めた上で適切な方法で駆除を

現代の日本で特によく発見されるシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。このうちヤマトシロアリは、乾燥に弱いため、湿気を求めて土に近い場所で生息します。具体的には、樹木の根元や庭の犬小屋、縁の下などです。したがってこういう場所で発見した場合には、それはヤマトシロアリの可能性が高いと言えます。一方イエシロアリは、乾燥に強いので、湿り気の少ない場所でも生息しています。そのためヤマトシロアリより活動範囲が広く、たとえば樹木の上の方や天井裏などでも発見されることがあります。このように、この2種類のシロアリは特徴が異なっているので、シロアリ駆除も異なった方法でおこなう必要があります。シロアリ駆除業者に依頼する場合、当然種類に応じた方法で駆除してもらえますが、個人で駆除する場合には、種類を見極めた上で駆除剤の散布などをおこなうことが大事です。

残さず駆除するためには

駆除剤の散布は、ヤマトシロアリの駆除の場合は低い場所に、イエシロアリの場合は広範囲におこなう必要があります。しかし、巣穴のある場所を特定できず、散布が難しいという場合もあります。そのような場合には、毒の入ったエサをあちこちに置いておくという方法が有効です。すると、ヤマトシロアリもイエシロアリも、それを巣穴に持ち帰るので、巣穴にいるシロアリごと退治できるのです。ただし、成虫が全滅しても卵は生き残る場合が多く、そこからまた新たなシロアリが孵化してくることになります。特にイエシロアリは繁殖力が強く、毎日数百匹も増えていくので、一度の駆除剤の散布や毒エサの設置では効果が出ないことがあります。そういった場合には、シロアリ駆除業者に連絡し、巣穴を特定してもらった上で、女王アリや卵ごと駆除してもらった方が良いです。女王アリや卵を残さなければ、シロアリ駆除は成功します。